地方や農村の嫁不足をいかに解決するか?
その原因から解決策まで

3.終わりに


「農村の嫁不足」をさまざまに俯瞰してみたが、人間の行動は対象のイメージに大きく左右されるということを感じてならない。 この現象は「農業はカッコわるい」「田舎はダサい」というイメージの産物に他ならない。

田舎

小生は都市部に在住しているし、男子なので、(農村・都市双方の)適齢期女子の感覚は理解できない。 しかし、本来「農業はカッコいい」ものではないだろうかという視点を持っている。

食糧は本来人間の生命の基礎であり、それに携わり生産している人々は言わば「命を握っている」人々であり、 既述のように本来基幹産業として存在すべきものではないか(その階層に価格決定権が存在せず、離農が相次ぎ、「食べていけない」 状態にあるこの国の行政システムは問題の塊と言わざるを得ないが)。

 

 

農家

周知のとおり日本の食糧自給率は低水準を保ったまま推移しており、ここ数年話題なっている TPP=環太平洋パートナーシップの時代の到来に直面し、 日本の農家は安価な外国製品が市場に出回ることを戦々恐々としていると聞く。

小生の私見だが、これは恐るるに足りないと考える(TPPの問題点は別にあると考えているのだが、論点がずれるため割愛する)。 日本の農作物(に限らない製品の)品質管理システムは世界の注目の的である。端的に「日本の食い物はうまい」である。

もし仮に外国の農作物が免税で市場に出回ったとしても、日本製との住み分けができると見ている。富裕層は日本の作物を購入する。 むしろTPPは日本の作物への世界の市場への誘いとも見ることができる。日本の農家は世界の市場を席巻するであろう。 そんな中、デート中の男女が「うち、米作ってんだぜ」「えー、カッコいい!」という光景が展開される日が来るのではなかろうか。

 


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